錦糸町スマイル歯科クリニック

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院長インタビュー

院長インタビュー

錦糸町駅南口から徒歩3分。京葉道路を両国方面に歩くと「は」と書かれたユニークな看板が見えてくる。「錦糸町スマイル歯科クリニック」は2011年に開業した、地域密着型の歯科医院。一般歯科や小児歯科、矯正歯科、歯科口腔外科、インプラント治療、審美歯科、歯周外科のほか、睡眠時無呼吸症候群の治療も行うなど、口腔内のトラブル全般に幅広く対応。「どんなニーズにも対応できる歯科医院」として質の高い治療の提供をめざす一方、治療しなくても済むように、痛くなる前の予防歯科にも注力する。「質の良いインプラント治療や矯正治療をするのは当たり前。本当に大切なのは自分の歯を残すための予防なのです」と力強く語る芦澤仁院長に、クリニックの特徴や診療への思いなどをじっくり聞いた。
(取材日2019年5月18日)

地域密着型と都市型、
両方の要素を取り入れた診療を

mic まずは、開業の経緯を
お聞かせください。

院長インタビュー

私には歯科技工士の祖父と歯科医師の父がいます。「歯科医師になれ」と言われたことはありませんでしたが、自然と歯科医師になりたいという気持ちが芽生え、将来の道を決めました。2002年に日本歯科大学を卒業し、大学病院や江戸川区や船橋市のクリニックに勤務しながら、診療の合間を縫ってアメリカのハーバード大学、ペンシルベニア大学、ニューヨーク大学のほか、デンマーク、オランダ、ルーマニア、ドイツの大学へ留学し、2011年に当院を開業しました。錦糸町で開業したのは、私が江戸川区西葛西の生まれで「開業をするなら東東京で」という思いを抱いていたからです。錦糸町は東の新宿といわれるほど活気のある街で、下町の良さと都会的な雰囲気の両方が感じられます。私がめざす「地域密着型と都市型のどちらの要素も取り入れた診療」を実現するには理想的な環境だと思い、この場所を選びました。

mic 入り口の「は」の看板が
印象的ですね。

斬新でしょう? 歯科には、痛い、怖い、入りづらいといった印象を持つ方が多いので、そのイメージを変えられる印象的な看板はないかと考えたのです。院内も良い意味で歯科医院らしくない雰囲気にしたいと思い、北欧風の白と淡いパステルブルーを基調に、アクセントカラーとしてダークブラウンを用いて落ち着きのある空間になるよう工夫しました。また、待合スペースにはキッズスペースを設け、小さなお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで、ご家族全員で通っていただけるアットホームな歯科医院をめざしています。

mic どのような患者さんが
多いでしょうか。

院長インタビュー

近隣オフィスに勤めるビジネスパーソンを中心に、子どもから高齢者まで幅広い年齢層の患者さまにご利用いただいています。また、東京駅から近いという立地もあって、仙台や岡山、伊豆など遠方から通院される患者さまもおられます。以前から当院に通っていた方が地方に引っ越した後も通ってくださったり、ほかの患者さまからのご紹介で受診されたりと理由はさまざまですが、時間や手間をかけてわざわざ受診していただいて、とてもうれしく思っています。

口腔内を含めた全身の
健康維持をサポート

mic 診療の特徴をお聞かせください。

院長インタビュー

医科とは違い、歯科は科目別に分かれている医療ではありません。小さなお子さんからご高齢者まで隔たりなく診療し、外科的治療も内科的治療も幅広く行っていく必要があります。「この治療はやっていないので」と診療をお断りすることのないように、当院には矯正やインプラント、歯周病専門の歯科医師を含め複数の歯科医師が在籍し、虫歯や歯周病、義歯などの一般歯科をはじめ、小児歯科、矯正歯科、審美歯科、歯科口腔外科、インプラント治療、歯周外科など口腔トラブル全般に幅広く対応しています。また、より精密で確実な治療を提供できるよう、肉眼の5~20倍に視野を拡大できるマイクロスコープや歯科用CT、拡大鏡のほか、矯正歯科用のデジタルエックス線装置、歯科用レーザーといった先進の医療機器も導入しています。

mic 特に力を入れている分野は
何でしょうか。

予防歯科です。歯科診療は、治療が完了して口腔内がきれいになり、噛む機能が回復してからが本当のスタートなのです。特にインプラントを入れた方はインプラント特有の歯周病になるリスクもありますから、定期的にメンテナンスを受けて良い状態を維持していただきたいですね。患者さまにはよく「毎日髪を洗っていても美容院へカットに行くように、健康な歯を守るためには毎日の歯磨きに加えてプロによるお口のメンテナンスが必要ですよ」とお話ししています。また、患者さまのデンタルIQの育成も予防へのモチベーションを高めるために欠かせないと思います。そのためにも説明用のモニターを導入して、患者さまに正しい情報や知識をわかりやすくお伝えするようにしています。

mic 睡眠時無呼吸症候群の治療も
されていますね。

はい。睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に気道が閉塞して、何度も呼吸が止まってしまう病気です。いびきや起床時の頭痛、倦怠感といった症状があり、日中に強い眠気に襲われて日常生活に支障を来し、高血圧や循環器系疾患、脳卒中などの発症リスクが高くなるといわれています。当院では、気道を広げて空気の通りを良くするための専用のマウスピース型器具を作製し、睡眠時の無呼吸やいびきに対する治療を行っています。ただ、マウスピース型器具の作製には内科の診断書が必要です。まずはかかりつけの先生に相談されるか、当院にご相談いただいた場合は大学病院や総合病院の専門の外来をご紹介しています。

mic 口内だけでなく全身の健康を
サポートされておられるのですね。

院長インタビュー

はい。睡眠時無呼吸症候群だけでなく、歯周病の人は糖尿病が悪化しやすく、糖尿病の人も歯周病にかかりやすいなど、お口の健康が全身の健康にも及ぼす影響についても近年の研究で明らかになってきています。定期的なメンテナンスを推奨し、虫歯や歯周病の予防に努めることで、患者さまの全身の健康状態維持にも寄与していきたいと思っています。

丈夫な歯でおいしい食事を
味わい、人生を楽しむために

mic 診療の際に心がけていることを
教えてください。

院長インタビュー

常に患者さまの立場に立って診療することです。患者さまのお話をよく聞いて、その方が求めている治療を提供していきたいと考えています。ただ、例えば虫歯の治療をしたとしても、歯茎の状態が悪ければまたすぐに虫歯になってしまいます。ですから、まずは歯茎に炎症を起こす歯周病をしっかりコントロールすることが重要であり、そのためには1~2ヵ月おきにメンテナンスに通う習慣をつけていただけるよう、患者さまの歯科診療へのモチベ―ションを上げることも歯科医療従事者の大切な仕事だと思います。当院のコンセプトである、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、歯科技工士による「四位一体」のチーム医療を生かし、より質の良い医療を追求していきたいですね。

mic そのほか、力を入れていることが
あればお聞かせください。

「患者さまの立場に立った診療」の一環として、世界でも厳しいといわれているヨーロッパ規格をクリアしたクラスBの高圧蒸気滅菌器を導入し、治療器具の滅菌を徹底するなど、院内感染防止対策に力を入れています。また、歯科医師をはじめ歯科衛生士、歯科助手などスタッフ全員のスキルアップをめざして、院内で講習会や勉強会を定期的に開催しています。さらに私自身は若手が集まるスタディーグループを主宰し、月1回の勉強会で新しい情報を共有したり、国内外の勉強会や講習会に積極的に参加したりと、知識と技術の向上に努めています。これからも体力の続く限り研鑽を積み、習得した技術を目の前の患者さまに還元していきたいと思っています。

mic 最後に、読者へのメッセージを
お願いします。

院長インタビュー

歯科医院に対する苦手意識から、痛みや腫れなどの症状が出て初めて歯科医院に行くという方も、まだまだ多いように思います。しかし、治療が必要な場所を放置するうちに症状が悪化して、歯を失うことになりかねません。当院では「歯科治療=痛い」というイメージを打破すべく、表面麻酔や電動麻酔器などを用いて痛みを軽減する治療に取り組んでいます。人間の欲求の中で、人生の最後まで残るのは「おいしい食べ物を味わいたい」という食欲だと思います。しかしいくら食欲があっても、歯が丈夫でなければ食べ物を咀嚼して味わうことはできません。患者さまが長くご自分の歯でおいしい食事を味わい、人生を楽しんでいただけるよう、精いっぱいサポートしていきたいと思います。

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